筋トレにおすすめのサプリとは?目的別の選び方とオーダーメイドの魅力

筋トレの成果を最大限に引き出すには、トレーニングだけでなく「栄養補給」も重要です。中でもサプリメントは、日常の食事だけでは不足しやすい栄養素を手軽に補えるため、多くのトレーニーに活用されています。とはいえ、「どのサプリを選べばいいの?」「自分に合う種類は?」と迷う方も少なくありません。
本記事では、筋トレ時によく利用される代表的なサプリの種類と特徴を目的別にわかりやすく解説します。さらに、一部店舗で提供しているエコフィット24のオーダーメイドサプリもご紹介。自分に合った栄養補給方法を知り、トレーニング効果をより効率的に高めましょう。
筋トレにおすすめのサプリ5選|目的や特徴をわかりやすく解説
プロテインやクレアチン、アミノ酸系サプリなどが代表的で、目的や摂取タイミングに応じて選ばれます。サプリは食事だけでは不足しやすい栄養素を効率的に補えるため、多くのトレーニーが活用しています。
筋トレ時によく利用される主要なサプリとその特徴を紹介します。
プロテイン(タンパク質)
プロテインは、タンパク質を効率的に補給できる代表的なサプリです。筋肉はトレーニングによって微細な損傷を受け、その修復・合成にはタンパク質が必要になります。特にトレーニング後30分以内の摂取は、多くのトレーニーに支持されています。
【参考】たんぱく質|厚生労働省
クレアチン
クレアチンは、高強度運動時のパフォーマンス維持を目的に利用されることが多い成分です。ATP(筋収縮のエネルギー源)の再合成を助ける働きがあり、短時間での爆発的な力発揮や反復動作の継続に役立つとされています。
【参考】クレアチンとは|大正製薬
EAA/BCAA(必須アミノ酸・分岐鎖アミノ酸)
EAAは、必須アミノ酸全9種類を、BCAAはそのうちバリン・ロイシン・イソロイシンの3種類を含むサプリです。筋タンパク質合成の促進や筋分解抑制を目的に、トレーニング前後に摂取されることが一般的です。特にロイシンは筋合成のスイッチを入れる重要なアミノ酸とされています。
HMB(β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸)
HMBは、必須アミノ酸ロイシンの代謝産物で、筋分解抑制と筋合成促進の可能性が研究で報告されています。筋トレ初心者や久しぶりに運動を再開した方など、筋損傷が大きくなりやすい人にも選ばれる傾向があります。
【参考】β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸によるタンパク質合成の促進効果|バイオテクノロジー標準化支援協会
グルタミン
グルタミンは、体内に多く存在するアミノ酸の一種で、運動後のコンディション維持や免疫サポート目的で利用される場合があります。激しいトレーニングで消耗しやすく、回復期の栄養補給の一環として取り入れる人もいます。
【参考】主要アミノ酸一覧|キリングループ協和発酵バイオの健康成分研究所
目的別に見るサプリの選び方
筋肥大、持久力アップ、回復重視など、自分の目的を明確にすることで必要なサプリが絞られます。目的によって優先すべき栄養素や摂取タイミングが変わるため、まずは「何を重視するか」をはっきりさせることが重要です。
筋肥大・筋力アップを狙う場合
プロテイン、クレアチン、HMBの組み合わせが一般的です。
- プロテインは筋肉の材料となるタンパク質を補給し、トレーニング後の回復・成長を促します。
- クレアチンは高強度トレーニング時のエネルギー供給をサポートし、出力向上に貢献します。
- HMBは筋分解抑制と合成促進が期待され、特に筋トレを始めたばかりの方にも選ばれています。
持久力・パフォーマンス向上を狙う場合
BCAAやマルトデキストリン、β-アラニンなどが活用されます。
- BCAAは持久系運動中のエネルギー源となり、疲労感の軽減にも役立つ可能性があります。
- マルトデキストリンは吸収の早い糖質で、長時間運動のエネルギー補給に適しています。
- β-アラニンは乳酸蓄積を抑える働きがあり、高強度を維持しやすくなります。
回復やコンディション維持を重視する場合
グルタミンやEAAが取り入れられる傾向があります。
- グルタミンは免疫機能や胃腸の健康をサポートし、運動後のコンディション維持に役立つとされます。
- EAAは体内で作れない必須アミノ酸をまとめて補給でき、回復期の栄養補給に有効です。
サプリ摂取時の注意点
安全性のために、製品表示やメーカー情報を確認し、必要に応じて医師・薬剤師に相談しましょう。サプリは手軽に取り入れられる一方で、成分や摂取量を誤ると体調不良や思わぬ健康リスクにつながる場合があります。
成分や摂取量の確認
製品ラベルや公式サイトを必ずチェックし、含有成分や推奨摂取量を把握しましょう。同じ栄養素でも製品によって配合量や形態が異なる場合があります。また、複数のサプリを併用する場合は、同じ成分を過剰摂取してしまわないよう注意が必要です。
体調や持病との関係
薬との飲み合わせや体質によっては、摂取が適さない場合があります。特に持病がある方、妊娠中・授乳中の方は、自己判断ではなく医師や薬剤師に相談してから使用することが推奨されます。アレルギー表示や添加物の有無についても事前に確認しておきましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. サプリは必ず必要ですか?
A. 必須ではありませんが、食事だけで不足しやすい栄養素を効率的に補う手段として活用できます。
普段の食事から十分に栄養が取れている場合は必要ありませんが、筋トレの頻度や強度が高い場合、また食事制限中はサプリを併用することで効率的な栄養補給が可能です。
Q2. 飲むタイミングはいつがいいですか?
A. 成分によって異なりますが、プロテインは運動後30分以内、BCAAやEAAは運動前後が一般的です。
これは筋タンパク質の合成や分解抑制のタイミングを考慮したもので、目的やサプリの種類によって摂取タイミングを調整するのが理想です。
Q3. オーダーメイドサプリは高いですか?
A. 内容や期間によりますが、必要な成分だけを選べるため無駄なコストを抑えられるケースもあります。
パッケージ商品と違い、不要な成分を省いて設計できるため、長期的に見ればコストパフォーマンスが良くなる可能性もあります。
エコフィット24のオーダーメイドサプリ
24時間ジムのエコフィット24では、オーダーメイドサプリのサーバーが設置されているため、トレーニングの合間に手軽に利用することができます。
AI搭載のサプリメントサーバーが、トレーニング目標や体成分情報から1万通り以上の配合パターンを分析し、その場で最適な組み合わせを調合します。トレーニング前後2回の摂取が可能で、目的に合わせた効率的な栄養補給をサポートします。
※本サービスは対応店舗のみでご利用いただけます。詳しくは各店舗の公式サイトをご確認ください。
自分に合った成分設計
「代謝アップ」「ボディメイク」「バルクアップ」の3コースから選択可能。いずれも必要な栄養素だけを配合し、無駄のない栄養補給を実現します。
- 代謝アップコース(11種類の栄養素):ビタミンA・C・D、ビタミンB群、クエン酸、亜鉛、マグネシウム、GABA など
- ボディメイクコース(16種類の栄養素):BCAA、グルタミン、アルギニン、ビタミンA・C・D、ビタミンB群、クエン酸、亜鉛、マグネシウム、GABA など
- バルクアップコース(22種類の栄養素):必須アミノ酸、BCAA、グルタミン、アルギニン、ビタミンA・C・D、ビタミンB群、クエン酸、亜鉛、マグネシウム、GABA など
続けやすい仕組み
必要な成分をその場で抽出し、水に溶かしてすぐに摂取できます(1回200ml)。配合内容はAIが自動で調整するため、トレーニングメニューや体の変化に合わせて継続利用が可能です。
導入店舗と利用方法
本サービスは対応店舗限定です。対応状況や詳細は、各店舗の公式サイトをご確認ください。妊娠中の方や、高血圧・糖尿病・腎疾患などで通院中/服薬中の方は、主治医に相談のうえご利用ください。過剰摂取防止のため、利用は8時間間隔が必要です。
まとめ|目的に合ったサプリ選びで筋トレ効果を高めよう
サプリは日常の食事を補助し、トレーニングの効果を高めるサポートとなる手段です。目的や体の状態に合わせて適切に選ぶことで、筋力アップ、持久力向上、回復促進など、それぞれの目標達成を後押しできます。
エコフィット24では、一部店舗でAI搭載のオーダーメイドサプリを導入し、より効果的かつ無駄のない栄養補給を提案しています。
サービスの導入状況や詳細は、公式サイトでご確認ください。

ECOFIT24コラム編集部
当コラムでは、効果的なトレーニング方法やマシンの使い方、ダイエットのコツ、食事・栄養管理のアドバイスなど、皆様の目標達成に役立つ情報を幅広く発信します。フィットネス業界での豊富な経験ならではの視点と、最新のフィットネス情報を組み合わせた、皆様のジムライフをより楽しめるようなコンテンツを心がけます。